【怖い話】ホテルに泊まる時、必ずした方がいいこと

ホテル・旅館の怖い話

ホテルの部屋に置いてあるメモ用紙…。
あれは何のために置いてあるかご存知ですか?

実は、私もよくは知らないのですが、諸説あるみたいで、電話をしながらメモをしたり、アイディアを書き留めておくようだともいわれているみたいです。

今日はそんなホテルのメモ用紙にまつわる怖い話をしようと思います。

私は旅行関連のライターをしていまして、取材で全国を転々と泊まり歩くことが多いんですが、山形県のとあるビジネスホテルに泊まった時の話です。

部屋はごく標準のセミダブルルームで、ベッドにテーブルと椅子があって、それほど広さにゆとりはないのですが、泊まるには申し分ない清潔な部屋でした。

部屋に着いて荷物をおろすと、その日は取材でクタクタにつかれていたので、冷蔵庫からビールを取り出しすぐに開けたのですが、ふと、テーブルの上のメモ用紙に目が留まりました。
いつもなら気にはならないのに、その時だけ、妙に気になったのです。

ビールを飲みながら片手でパラパラとメモ用紙をめくってみると、最後の方のページに走り書きのメモが残されていました。
使った形跡があれば、本来は清掃の人がメモも新しく取り替えるのかなと思うのですが、最後の方のページだったので見逃されてしまったのかもしれません。

文字数は見たところ200文字程度。
ただ、なんて書いてあるのか読解は不可能でした。
ミミズがのたくったような文字というか、古文書に出てくるようなくずし字で書いてあり、全く読めませんでした。
その時、どうしてそんなことをしようと思ったのか自分でも不思議ですが、私はメモが書かれたページを破ってバッグにしまいました。
後でなんと書かれているのかメモの解読にチャレンジしてみようかなと思ったのかもしれませんが、今となっては謎でしかありません。

ところが、それ以来、私の身の回りで奇妙なことが相次いで起き始めたのです。
ある日突然、歩けないくらいの足の関節の痛みに襲われ、いくつも病院をはしごして検査してもらいましたが、結局原因はわからずじまいでした。
仕事でもトラブル続きで、数件の仕事が吹っ飛んでしまうということがありました。
極めつけは1週間のうちに3度も交通事故にあったことです。
幸い大怪我はしませんでしたが、これは何かあるぞと思い、知人の紹介で占いや霊視に造詣が深い方に見てもらえることになりました。

すると、開口一番、バッグの中身を全て出すように言われました。
そして奥の方からグシャグシャに丸まったメモが出てきました。
ホテルで破って持ってきた例のメモです。
そのメモを読むやその方の表情が険しくなりました。
「そのメモには、なんて書かれてるんですか?」
私が聞くと、その方は眉間に深い皺を寄せ、
「口に出すのも憚られます。これは経文ですよ。恨みつらみが込められた呪いのお経というところです。こんなものを持っていたら、不幸な目に遭うのは当然です」
「お経?メモを書いた人は、どうしてそんな危険なお経をメモとしてホテルに残していったんでしょう?」
「……さぁ。推測するしかありませんが、誰でもいいから呪ってやりたかったのかもしれません」
「……呪いの無差別テロみたいなものですか」
「はい、そうです……あなた運がよかったですね」
「運がいい?こんなメモがある部屋に当たったのにどこがですか?」
「まだ死なずに済んでるじゃないですか」

その方の紹介で、お寺さんでしかるべく供養をしてもらい、メモは燃やしてもらいました。
そのおかげで、不幸な目に遭うことはピタッとなくなりました。

この体験以来、私はどんなホテルに泊まる時も、メモ用紙に何か書き残しがないか必ずチェックするようになりました……。

もちろんメモなんて残されてないのですが、一度だけ、中国地方のとあるホテルであの経文のメモを再び見たことがあります。
すぐに部屋を変えてもらって事なきを得ましたが、今日も全国のホテルのどこかでは、何者かが呪いのメモを残しているのやもしれません………。

みなさんもどうかお気をつけください。
ホテルにお泊まりの際は、部屋のメモ用紙におかしなメモが残されていないか、まず確認してみた方がいいかもしれません。

#690


タイトルとURLをコピーしました